カワイBL82
往年の名機bl-82です。
グランドタイプの譜面台。ハンマーの無い共鳴用のバス弦2本。全アグラフ。重量感のある外装。
最高の状態に仕上げます。お楽しみに!!


先ずは、解体作業からです。ネズミの被害です。キーカバーが食いちぎられ、虫食いにあっています。ぶつぶつ見えるのは虫と脱皮した殻。
筬のホールに食いちぎったキーカバー・クロス等でネズミの巣が出来ています。たまに、赤ちゃんが居る事がありますよ・・・(〜〜);
まん丸のはずのバランスパンチングフェルトが虫食われで変形しています。
鍵盤のブッシングクロスが食われ緑のパンチングクロスに粉が積もっている。
もちろんフェルト類全部新品に交換・貼替えです。修理としては、大した事ありません。
輝きを無くした鍵盤蓋ですが変身しますのでご期待を!! 低音弦の最後には、けっして弾かれる事の無い共鳴用弦があります。貴重ですね。
重厚なペダルガードも付いています。 下の弦を見てください。アップライトで総アグラフになっています。高級品ですね。
ハンマーも弦溝が深いですので交換します。ダンパーフェルトも交換です。
結局、全弦交換する事にしました。チューニングピン抜きに時間が掛かっていましたが、新兵器「チューニング抜きマシーン」を開発。
(ドリルにハンマーチップを加工して付けただけ)かなり時間短縮になりました。弦外し完了!!
bl−82用巻き線カワイより到着、もちろん低音の決して打たれない共鳴用弦も2本入っています。

本体を倒して、底板を外します。やはりビスは錆びていますね。交換です。妻土台も外します。
ペダルフェルトは、虫食いにあってボロボロですね。外した妻土台、めったに見れませんよ。次は、棚板を外します。


外した棚板から筬を外します。 これで棚板と筬が外れました。棚板は削って、塗装だな!!その前に埃取りですよ〜。
グランドピアノみたいですね。でもグランドの高音は右、アップライトは左、わかるかな〜?

世にも奇妙な筬女、こえ〜よ〜!!

バランスキーピン・フロントキーピン共に真鍮です。真鍮専用錆び取り剤を塗るとこんなに綺麗になります。
クロスを入れるとピンの輝きも変わりますね。う、美しい・・・・!! 小指を立てて裁縫をする山ちゃん。
棚板にサンダーを掛け削ります。そして塗装。 キーバックレールの取り付け、そして筬を組み付けます。ビス新品に!!

棚板・筬出来上がり。す、すばらし〜!! 底板も塗装しました。ペダルもピッカピカ。

本日は、缶詰女現れる、ひぇ〜!!

鍵盤作業です。白鍵は、剥がして新品に貼替え削って形を整えます。最後にペーパーで仕上げ。

出来上がり!!
このピアノは全弦アグラフです。最高級品の証ですね。磨いてピッカピカ!!

チューニングピンの植え込み。ハンマーで叩いて打ち込むとき頭にガンガン響きます。
そこで登場するのがモーターパラグライダーの防音ヘルメット。マイクも付いてるので鼻で話してます!
シルバーメッキピン、綺麗ですね。 今から張弦が始まります。先ずは、芯線。
次に、巻き線。芯線に銅線を巻きつけ、決められた長さで低い音を出す工夫をしたのが巻き線です。



アクションに入ります。新品のアンダー入りハンマーフェルトに交換します。
ダンパーアッセンブリーは、なかなか見れませんよ。レバークロスの交換あり。
ウイッペンヒールクロス。よかよか!!センターレールどえーす。



細かいですがジャックの磨き。ハンマーバット・・光ってる・・!! ダンパーレバーもごしごし、ごしごし。

バ、バラが頭に突き刺さった・・・ピース!!

底板取り付け後ピアノを立てます。おー、なんか良い感じ!! ネジ回しだよーん!!

天板の蝶番取り外し。 緊急入荷、アクションと鍵盤虫食われ修理。

棚板も付いてピアノらしくなってきました。ペダルガードも塗装しちゃったよ〜ん。

ダンパーフェルトをカットしていきます。 カットされたフェルト親父(><); こんな風に取り付きます。




ダンパー終了。次は、ハンマー取り付けだにゃん。アユ太郎(^^)v
ハンマー植え込みを監督してますトイプードル代表のアロエでーす!! ハンマー終了。


鍵盤は、一個ずつ隙間調整をしながらセットします。 新品ピアノみたいですね。素晴しい!!

新品弦は狂うので整調の前に軽く調律です。

外装出来上がり〜、ピッカピカになりましたよ〜!!
入荷の段階から見守ってくださり、修理の段階で購入を決断くださいました。ほんとに良いピアノに仕上がりました。
孫の孫の代まで、末永く大切にお使い下さい。
タグ:ピアノオーバーホール・修理, 塗装, 本日の作業
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