鹿児島県末吉町M様U1Hクリーニング
ヤマハU1Hと言えばおそらく今まで一番売れたピアノではないだろうか。
1972年か~1980年まで製造、高さ121cmの普及品だ。
このピアノは平成7年が調律最後で何と・・・ネズミ被害・虫食いあり。
更にヤマハの欠点ともいうべき白鍵木口の変色とブライドルテープ切れ症状が出ています。
作業のやりがいのあるこのU1H,どんなに変身するか楽しみに作業をご覧ください!!

ヤマハ U1H 調律カードは平成7年12.5で最後の調律。

白い斑点はカビです。 真鍮製のYAMAHAロゴとキープレート、ペダルの変色錆。

外装を外しました。 マフラーフェルトにつく虫の抜け殻。 マフラー受けクロスの虫食いカス。

鍵盤押さえフェルト虫食いカス。 変色変形した木口。 齧られたブライドルテープ。

鍵盤を外し箱に保管。 ネズミの巣発見。 バランスクロスも虫食い被害。

赤い粉はフロントクロスのカス。 バランスピンの変色。 バランスブッシングクロス虫食い。

フロントブッシングクロス虫食い。 フレンジコードの切れ。 比較的状態の良いハンマー。

艶の無いチューニングピン。 黒く変色(錆?)した低音弦。 芯線も錆びてますね。

アチャ~、こんなとこも齧られてます。 先ずは棚板の掃除から始め、ネズミの巣と埃を除去。

馬と言う専用の道具を使うと一人でピアノを倒すことが出来ます。 底板を外しました。


この辺りまで虫食いに!! ペダルパーツをバラします。 ここのクロスもやられてます。



キャスターのひび割れ発見。 非常に危険なので交換します。在庫があって良かった~!!



外したペダルを機械で磨くと・・・全く違う物に見えますね。更に錆止めスプレーを塗布します。



ペダル窓クロスも経年劣化で傷んでいるので新品に貼り替えました。



ポリッシャーで外装を磨くと、なんと鏡みたいになりましたね。 弦は手作業で磨きます。



錆が取れ綺麗ですね。 チューニングピンは専用の機械で磨きました。



白鍵木口を慎重に剥がしました。 新品木口を接着します。



保護シールの付いた木口です。 鍵盤幅に削って仕上げます。う~ん、素晴らしい!!

ペダルにビールカバーを掛け新品ビスで底板を付け起こします。フロント・バランスレールを外します。

ネズミさんのオシッコで汚くなっているので、サンダーを掛け削って綺麗にしました。

湯煎を掛けフロント・バランスのクロスを剥がします。 剥がしたクロス。



クロスを圧着して貼り付け。 フロントクロス終了!! バランスクロスも圧着中。

バランスクロス終了!! ハンマーレールクロスを剥がして緑のクロスを貼りました。

ハンマーを外して新品ブライドルテープに交換します。 一本ずつ貼替えます。



ブライドルテープ交換終了!! バットフェルトの虫食い。 新品をカットして貼り付けます。


フレンジコードはアセトンを塗って剥がし新品フレンジコードを片側から順に貼りつけ折り返して終了。

バランスピンは専用機械(手作り)で磨きます。 フロントピンに錆とり液を塗布。

一本ずつ丁寧に磨きます。 完璧ですね!! フロント・バランスパンチング。

セットしました。 鍵盤を入れ込みました。 鍵盤蓋蝶番のビス折れ多数。

穴を開け折れたビスを取り出します。その後穴を開けなおし埋め木を施します。



何故か蝶番が折れていました。 鍵盤蓋磨き。 見違えるようになりました!!

調律します。 タッチに関する調整始めます。 鍵盤高さを測っています。

ペーパーの出し入れで調整します。 こちらは鍵盤深さ、同じようにペーパーの出し入れで調整します。

イチゴの収穫祭。イチゴジャム。 マフラーフェルトを新品に交換しました。


新品みたいに綺麗に仕上がりました。大切に弾いてくださいね!!
タグ:クリーニング, ピアノオーバーホール・修理, 本日の作業
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